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​教育理念

  新しい世代の価値観が、大きく変わってきています。「みんなが進学するから、私も進学する」「大きな会社に入っておけば安心」という時代から、自分の好きなこと、自分の得意なことを見つけて、それを深めていくことが求められる時代になってきました。
  もちろん、自分の好きなことや得意なことを見つけることは、容易ではありません。そこで、必要になるのは、自己分析力です。自己分析力とは様々な経験をし、他者と交流しながら自分の能力を知ることです。
自己分析した上で、多くの選択肢からより良い選択をする。その選択が多くの人にとって良い選択でも、自分にとって最良の選択でなければ、それに向かって努力することが難しい時代です。誰かが敷いてくれたレールの上を必死に走って行けば、幸せになれる時代は終わったのかもしれません。
 そのために、私たち大人が子ども達にできることは何でしょうか。KSCでは、『自分を知る機会を多く与える』『選択肢を多く与える』と考えます。
 私たちは、『勉強する』ということを、単に学力を上げるだけのものとは考えていません。勉強することは自分と向き合い、自己分析をする一つの手段であると考えています。スポーツや芸術も一生懸命やればやるほど、自分の能力が分かってくるものです。他者との比較の中で、自分の長所・短所を理解し、自分にあったスタイルを確立しなければ、自分の力を発揮できないのは言うまでもありません。

受験とは、『自分で未来を決めて選ぶ』という1つのステップです。深く考えることをせず、単に学力や自宅からの距離などの理由で進学先を決めていいのでしょうか。公立や私立、普通科と実業科(工業科や商業科など)と卒業後の進路を考えると、多くの選択肢があります。職業においても、数年前には想像もしなかった新しい職業がどんどん生まれています。更に、他にはない新しい選択肢を生み出せる人間が、これからの時代に必要とされていくでしょう。
 授業では学力の向上はもちろんのこと、『正しい努力は実る』という成功体験を少しずつ積み重ねる環境を多く作り、選択肢の中から『自ら選び、勝ち取っていく』力の育成を目指していきます。
価値観が多様化する中、自分の選んだ道に誇りを持ち、学ぶ力によって社会に貢献できる力を育成していくことが私たちの使命です。

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